第15回東日本ジュニアラグビー菅平ジャンボリー

平成25年7月27・28日 菅平サニアパーク


HRS中学生たちは、今年も長野県・菅平高原で毎年行なわれる「ジュニアラグビー菅平ジャンボリー」に参加しました。今回は第15回となり、全国各地からたくさんの中学生(約1800人)が参加し、土日の2日間にわたってサニアパークのグランドなどで試合が行なわれました。
HRSは、金曜日の朝にバスで八王子を出発。到着後の午後は、早速練習試合を行いました。2・3年生は、翌日の対戦相手でもある大阪HR(ハッスルラガーズ)と17分を3本行い、結果は28-0、39-0、24-0と全て無得点に押さえることができました。1年生は、別グランドで6つのスクールが集まっての練習試合を行い、1勝1敗の成績でした。
夜は、ミーティングを行い、昼間の試合の「二人目が遅いこと」や「前に出ていない」など反省点が挙げられ、中学生たちが楽しみにしていた菅平ショップめぐりはお預けとなりました。


練習開始


VS大阪HR


翌日の大会第1日は6時起床。朝の散歩では早速ランパスを繰り返し、最後は2年生のリードによる「4つのちかい」を菅平の山に向かって全員で唱和し、2日間の健闘を誓いました。(4つの誓いは、ちゃんと暗記していた!)
試合前には、反省点に挙がったポイントへの寄りやラックの入りを繰り返し練習し、初戦の大阪HR・Bと対戦しました。開始早々、ラックからバックス展開し、WTBケイタのノーホイッスルトライで先制すると、その後もリュウゴ、コウタらバックス陣が走ってトライを決めていました。しかし、相手スクラムから外に振られて簡単にトライを許すと、後半にもサインプレーからギャップを突かれてしまうなど、ディフェンスでの課題が残りました。
2試合目も、やはり大阪のノーサイドJr.RFCと試合が組まれていましたが、練習中に雷雨となり、残念ながら初日は1試合で中止となってしまいました。早々にホテルに帰ると、中学生たちは、お目当てのTシャツを目指して土砂降りの中を菅平のショップへ出かけて行きました。


4つの誓い・中学生版


走ったBK陣・フウゴ


ゴールキックもよく入った・リュウゴ


夕食はバーベキュー

明けて大会2日目、2・3年生の1試合目は横須賀RSと対戦しました。横須賀は、あまり展開はせずに近場勝負。対してHRSも力勝負で挑んだが、強いFWにキャプテン・コウタが出血退場するなど、なかなかゲインが出来ずに重苦しい試合展開となりました。重い雰囲気の中、ペナルティからの連続攻撃でリュウゴがこじ開けると、次はケイタの突破にFWがフォローして最後はショウゴが押さえ、以後はFW陣の頑張りが目立ちました。ショウゴ⇒ワタルと繋いでのトライ、イッソウやペナルティからリクが飛び込むなどFW陣がトライを重ね、ディフェンスでも相手をノートライに抑えたナイスゲームでした。

全勝を期して臨んだ最終試合は、川崎・雪谷・西東京との対戦。開始早々に外側を走りきられてトライを奪われてしまい、その後はHRSも相手ゴール前まで攻めこみましたが、ターンオーバーからまたも外側を走り切られてしまう苦しい試合展開となりました。相手もHRSの攻撃に反則を繰り返し、リュウゴのトライで1本返すも前半終了。
後半は、ほとんどの時間を相手陣で攻め続けるも、相手も必死のディフェンスで、あと1本がどうしても奪えない。このままノーサイドか、と思われた最後のワンプレーでコウタが中央に飛び込み、ゴールも決まったところで笛が鳴り、引き分けとなりました。


VS横須賀・前に出る!イッソウ


ワタル、トライ!


ケンタ、突破を狙うが・対川崎


ラストプレーで追いつく・コウタ


1年生は、山梨県(都留、山梨RS)と合同チームを組んで、2日間で2試合を行いました。
前半は山梨主体、後半はHRS単独でチームを組み、2連勝の結果でした。やはり前半は合同チームのため連携は今ひとつでしたが、後半になると水を得た魚のようにグランド全体を走り回っていました。
小学生からずっと続けている生徒や中学から入った生徒など様々ですが、来年以降が非常に楽しみな学年です。


第1日、対千葉・リョウヘイ


同じく、ユウト


第2日、対川崎・雪谷、オオキ


トライ!マサヒコ


こちらはヒロト


ナイスゲームでした。


HRSは創設35周年事業として、岩手県・八幡平で8/10・11に行われる「東北中学生大会」に参加します。菅平で出た課題を修正し、東北ではさらに良い結果が出るよう期待しています。