東京都ミニラグビー卒業生大会　　　　　　　　　　　　　　平成24年3月20日・辰巳の森G



■卒業大会は、辰巳の森海浜公園ラグビー練習場で2試合を戦いました。朝のうちは気温が低かったのですが、晴天に恵まれ、ベルトコンディションで試合ができました。
今年は、都内のほとんどのチームが集合し、12チームで対戦しました。HRSは、小平こげらRSからの1名を加え、混成チームになりましたが、ほぼHRSメンバーで戦いました。

第1試合は、いいところが全く出せずに元気なく負けてしまいました。負ける試合の典型的なパターンで、前に出れず受けてしまい、タックルやサポートプレーも決まらずに、自分達の形がほとんど作れない苦しい試合になりました。声も出ず仲間同士の連係が図れず、なかなかマイボールがキープできずに押し切られました。おそらく、今シーズンで最悪の試合をしてしまいました。
■第2試合は、第1試合の課題を選手一人一人がしっかり確認し、気持ちを切り替え、試合に臨みました。同じチームとは思えないほど、気持ちが前面に出ていて、前進しようとする意識がしっかり感じられました。
前半に7トライを奪って試合を決定付けた後も、気持ちが緩むことなく最後までしっかりと継続できました。走り負けずに、ボールに絡み、ほんとに生き生きとした良いプレーを随所に見せてくれました。
タックルが決まり始めると、接点でのボール争奪でも押し負けず、いくつもターンオーバーをしては、オープン攻撃でトライを重ねることができました。
ミニラグビーの最後の対外試合を飾るに相応しく、選手が全力を出して、試合を楽しんでいるのが観戦している大人にもしっかり伝わってくるナイスゲームでした。

■今年の6年生は、14名全員が中学でもラグビーを続けます。時にはきつい思いをすることもあるかも知れませんが、それらを一つ一つ乗り越えて、大きく大きく成長してくれることを高学年指導員全員が願ってやみません。
がんばってください。