桐蔭学園ラグビー祭

平成１９年７月１日　桐蔭学園G
■ＨＲＳ中学生は今年も桐蔭学園ラグビー祭に参加しました。6月の法政二高祭で対戦した神奈川の強豪スクールと再対戦できるということで、『今回こそは！』の思いで試合に臨みました。
第1試合の相手は前回大敗したＤＡＧＳ。ＨＲＳのキックオフ直後にいきなり右深くに蹴り上げ、それを相手ウイング？が猛ダッシュで捕球しそのままトライに。一瞬前回の悪夢がよぎったが、その後はＨＲＳもバックスがよく止め、アタックでは待ちに待った友也の復帰もありパスが通り、2本トライをとることが出来ました。しかし残念ながら敗戦。（12−21）


高校JAPAN・明本


試合前


対DAGS


ラインアウト
■第2試合は前回引き分けた川崎スクール。この試合ではようやくフォワードもディフェンスのフォローが速くなり、全体でも最後まで意識が切れずに相手をノートライに抑えることが出来ました。またアタックではバックスがよくつなぎ、つかまったところからはモールで押し最後は神保がゴール飛び込みトライをあげるなど、全員がひとつになっていることを感じることが出来ました。（19−0）


対川崎RS


ハンドオフ
■1勝1敗ということで第3試合は別ブロックの2位との対戦となったが、相手はなんと前日の東芝ラグビー祭で大敗（10−55）した府中ＪＲＣ。昨日の負けのままでは…というＨＲＳの思いがこの試合を実現させたのかもしれません。試合は昨日同様、府中はキックも使って右に左に駆け回ってくる。昨日はそのまま抜かれるシーンが多かったが、今日は全員で止めにかかりゴール前のピンチを脱すると、その後はアタックに転じ、順平が府中の快速バックスを振り切って飛び込みトライをあげた。だれもがこのまま終了を望んだが、そこは府中、終了間際に1本返され同点でのノーサイドとなりました。（5−5）
試合終了後佐々木先生からは『春の連戦を締めくくる試合としては良い内容だった。ディフェンスをしっかりやれば、強いチームにでも負けることはない』と話がありました。確かにＤＡＧＳ戦にしても府中戦にしても前回大敗したが今日は良い試合をすることが出来た。何が前回と違ったのか一人ひとり考え、それを次回の試合（そう、次は菅平！！）で活かせると良いと思います。


2日続きの府中戦


試合後
■今回、試合前の練習ではＯＢの明本君が練習台になってくれました。周りからは『高校ジャパンにダミーをやってもらえて幸せな中学生だなぁ』との声が上がっていました。明本君をはじめ、桐蔭学園の皆様今年もお弁当その他たくさんのお気遣いを頂きましてありがとうございました。

●試合経過（すべて15分1本）
※ゴールキックはすべて順平
対ＤＡＧＳ
1分　ＤＡＧＳ　右に蹴り上げウイング捕球しそのままトライ　Ｇ○
4分　ＨＲＳ　　笠→友也　右にトライ　Ｇ○
7分　ＤＡＧＳ　ＦＷのつなぎと突破で真ん中トライ　Ｇ○
10分　ＨＲＳ　　友也右に走りきりトライ　Ｇ×
14分　ＤＡＧＳ　ゴール前スクラムからバックスに飛び込まれ右へトライ　Ｇ○

対川崎
5分　　ＨＲＳ　　順平→ＦＷモール→神保飛び込み右へトライ　Ｇ○
10分　 ＨＲＳ　　順平→笠→石倉とつないで左へトライ　Ｇ○
13分　 ＨＲＳ　　笠→市川とつないで左へトライ　Ｇ×

対府中
11分　ＨＲＳ　敵陣22ｍ付近スクラムから順平ステップで抜き左へ飛び込みトライ　Ｇ×
15分　府中　　左右に振りながら前進、最後は左ディフェンスが足りなくなったところにトライ　Ｇ×