第１５回水戸市長杯ジュニアラグビー大会

平成１８年１１月３日　　堀原運動公園ラグビー場
■昨年はHRSが全勝でカップ戦優勝を果たしたこの大会、今年も関東一円から多くのスクールと中学校が参加しました。今年は優勝カップの返還と連覇を期して大会に参加。しかし、この日は３連休の初日で高速道路も渋滞する中、八王子からバスで４時間もかかりやっと水戸に到着となりました。


指示する佐々木先生


あと一歩早く！

■慌ててアップしたせいなのか、予選リーグの２試合の出来は最悪であった。先に２トライを先制するも、内容はCTB石坂やFW小野寺の個人技によるものが多く、HRSの目指す継続ラグビーができていなかった。特にFWの集散が遅く、密集でマイボールを何度も奪われていた。また、ディフェンスが非常に淡白であり、簡単にゴールラインを割られてしまった。先に２トライをすると気が緩んでしまうだろうか、最後まで集中してディフェンスすることができていなかった。


FW陣


笠、タックル良かったぞ
■何とか連勝でカップ戦に進むことになったが、２試合目の終了後、ふがいないFW陣全員の頭に佐々木先生のゲンコツが落ち、ようやく、本当にようやく中学生たちが目を覚ました。
カップ戦の初戦、地元水戸との対戦ではHRS本来のFW・BKが一体となった流れるような連続プレーをみせ、ディフェンスも２２ｍラインを一度も超させることなく完封した。最後の清真学園戦も同様。相手WTBを笠のタックルで止め、ターンオーバーから継続してトライまでつなげたプレーは圧巻だった。ゴールラインを背にしてもあきらめることなく、タックルをし、ノートライで試合を終えることができた。
ここ数試合、不本意な試合が続いていましたが、君達はやればできるではないですか。特に３年生はあとわずかのHRSでのラグビーですが、仲間を信じて、自分を信じて、残りの試合を全力で戦い、良い思い出を作って卒業してもらいたいと思います。


突破力があった、CTB石坂


順平、継続する
■１年生は交流試合を２試合行いました。久しぶりに１年生のゲームを見ましたが、すっかり中学生のラグビー、それもHRSの目指すラグビーをやろうとしていることに驚き、感動すら覚えました。ケガの癒えた神保を中心とした大型FW陣が前に出ると、瞬、義隆のBK陣に展開していました。しかしながら、トライの多くはそのFW陣が取ったもの、２年後にはHRSらしからぬ大型チームができているかもしれない。


１年・神保、前に出ていた


石倉も大きいぞ
■そして表彰式、代表としてキャプテン石坂とバイス義間が賞状と優勝カップを受け取りました。ちょっと恥ずかしそうでしたが、他の皆の喜んだ顔が印象的でした。
そしてまた１年間優勝カップを預かることになりました。１、２年生たち、来年は君達で３連覇を目指そう！


優勝おめでとう


弟達も応援に